結局、アニメ会社って京アニ・MAPPA・Ufotableみたいにクオリティでファンや就職希望者を集めるか、東映やサンライズみたいに強い資本力が無いと厳しいんだよね。 ガイナはどちらかというと前者よりで、そこにカリスマとも言うべき岡田や庵野がいたから成り立っていた。彼らが離れた時点で先は見えていたのかもね。とはいえ作品もクリエイターも1流を多数育て、日本近代アニメ史において果たした役割は小さくないと思うのでこのような終わりは本当に残念。

代表がやらかしたタイミングでもう畳んだのかと思っていたが一応存続していたんだな 。カラーが設立された時点で、もはやガイナックスはガイナックスではなかったからね 。少年期にナディアとかを見ていた自分としては悲しいことだわ。

アニメ制作会社こんなんばっかだな 。数人で初めて軌道に乗りだしたら調子に乗ったり妙な連中が入ってきたりで資産やらの私的流用やらで中身ボロボロ、賃金未払いやらで制作能力を喪失しつつ、売りのCG制作とかの部門を他社に売却してつないでいくけど時間稼ぎに過ぎず崩壊する。 経営能力と制作能力は全くの別物というよくある事例。

庵野さんがいた頃の作品とかを売り飛ばしていて必死に集めたと以前庵野さんの記事で読んでそっかーと思ってた。駐車場にフェラーリがズラッと、と誰か書いてて、その頃は経営陣が変わっていたのだなと。

ガイナックスが破産かぁ。知らなかったがエヴァの権利ってここではなくなってたのですね。古くはboowyのマリオネットのPVアニメなんかも手掛けてたと思いましたが‥　 ニュースみてびっくりしましたよ。

まあガイナックスの良い所はカラーやトリガーが受け継いでるし、この時点でガイナックスはすでに抜け殻だったし。

一瞬、XBECを思い出した。 オタクの青春時代を飾ったアニメ会社、 今残ってるのは何社だろう。

まあ、アニメ制作会社が つぶれる時はこんなものかな。 カラーやトリガーだって 未来はどうなるかわからんよ。