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意外と知られていない銀行と国債のしくみ:中野剛志「奇跡の経済教室」最新講義第3回
2021/07/09 中野 剛志
■国債発行のしくみ
銀行の貸し出しは元手となる資金の制約を受けない。逆に、貸し出しが預金を生む。
これは、政府に対する貸し出しの場合も同じです。ですから政府の財政赤字、すなわち政府がお金を借りるときにも民間貯蓄の制約は受けないはずです。
それどころか、政府にお金を貸して、そのお金で政府が財政支出をすると市中のお金の量が増えるわけですから、その結果、民間貯蓄は増えるはずです。そして、預金とは民間貯蓄ですから、「政府が財政赤字を拡大すると民間貯蓄が減る」というのは逆で、むしろ増えるはずです。
ですから、財政赤字によって民間貯蓄不足に直面することなんて、あり得るわけがないのです。
ただしこれは原理的な理解で、実際には日本政府は民間銀行に口座を持っていません。日本政府の口座は、日本銀行にあります。
そこで、実際に、どうやって国債を発行されているかを次の図で説明しましょう。
(略)
意外と知られていない銀行と国債のしくみ:中野剛志「奇跡の経済教室」最新講義第3回
2021/07/09 中野 剛志
■国債発行のしくみ
銀行の貸し出しは元手となる資金の制約を受けない。逆に、貸し出しが預金を生む。
これは、政府に対する貸し出しの場合も同じです。ですから政府の財政赤字、すなわち政府がお金を借りるときにも民間貯蓄の制約は受けないはずです。
それどころか、政府にお金を貸して、そのお金で政府が財政支出をすると市中のお金の量が増えるわけですから、その結果、民間貯蓄は増えるはずです。そして、預金とは民間貯蓄ですから、「政府が財政赤字を拡大すると民間貯蓄が減る」というのは逆で、むしろ増えるはずです。
ですから、財政赤字によって民間貯蓄不足に直面することなんて、あり得るわけがないのです。
ただしこれは原理的な理解で、実際には日本政府は民間銀行に口座を持っていません。日本政府の口座は、日本銀行にあります。
そこで、実際に、どうやって国債を発行されているかを次の図で説明しましょう。
(略)
ブログ管理人より
れいわ支持者なら当たり前過ぎて、「またか」といった印象だろう。国債発行というと「借金」と思い込む人が多いが、通貨発行と同じことだ。新規国債発行すると、日銀当座預金がその分増える。60年償還があるが、借り換えするだけなので永久債と同じ。
もっと、知りたい方はれいわの過去の街宣動画を視聴すべし。モニターに詳細なデータを出して丁寧に説明してくれているので、政治が分からない人でもすんなりと入ってゆけるのではと思う。
しっかし、立民の塩村あやか氏は、相変わらず「国債は次世代のツケ」発言だ。立民が政権交代できない理由は経済が弱いからだ。本気で政権を取りにいく気なら、せめて経済に強くなるべき!
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