ついっちゃが

国内あるいは世界の政治、社会問題を取り上げて、個人的な見解とネット上の声を拾って発信しています。

    ツイッターフォロー大歓迎です。QRコードで読者登録していただければ記事投稿と同時にLINEに通知されるので便利ですよ。

    カテゴリ:事故・事件 > 池袋暴走死傷事故

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

    https://news.yahoo.co.jp/articles/92ce22476420829d3971dfe32a407f14fc0c76f7
    《池袋暴走事故》「毎日、亡くなった方々のご冥福を祈っています」車いすで面会、額には大きなアザが…飯塚幸三受刑者が語った“獄中生活”
    2022/11/24(木) 6:12配信 文春オンライン

     家族が事件や事故に「巻き込まれる」ことをイメージする人はいるが、「加害者」になることまで想像する人は少ないであろう。しかし、あなたの大切な家族が他人の命を奪ってしまい、ある日突然、加害者家族になることは、特殊な人々だけが経験することではなく、日常に潜むリスクなのだ。

    ここでは、2000件以上の加害者家族支援を行ってきた阿部恭子氏の著書『 家族が誰かを殺しても 』(イースト・プレス)から一部を抜粋。2019年4月19日に「東池袋自動車暴走死傷事故」を引き起こした飯塚幸三受刑者(91)の受刑生活を紹介する。(全2回の1回目/ 2回目 に続く)

    ◆◆◆

    拘置所側も先例がない高齢者90歳の収監

     幸三が東京拘置所に収監されてから数日後、妻の下には夫から手紙が届いていた。

    「あまりに悲惨な状況に、母は泣き崩れてしまって……」

     長男も、手紙の内容に衝撃を受けていた。

     車椅子がなければ歩けない状態になった幸三は、拘置所内でトイレに行こうとした際、転倒してしまい頭に怪我をしてしまったのだ。トイレは血だらけになり、拘置所内の規則として「始末書」を書かなければならなかったのだという。

     拘置所側も先例がなく、対応に窮したようだった。壁に緩衝材として発泡スチロールを張り、転倒で怪我をしないよう応急措置を施した。

     刑事施設にはてすりがない。杖も武器になるので使えないため、歩くことが困難な幸三にとっては、トイレに行くことが過酷な試練となっていた。終いには、おむつで対応しなければならなかった。

     房の中には椅子がなく、壁に寄りかかっていなければならない。就寝時間以外に横になってはならず、まるで拷問である。

     90歳(取材当時)の足の不自由な老人にはあまりに過酷な状況に、家族は打ちのめされていた。

     収監から1週間後、私は東京拘置所での長男の面会に同行することになった。

    「まさか、人生でこのような場所に来るとは想像もできませんでした」


    ※かなり長いので全文はソースでご覧ください。


    ブログ管理人より

     池袋暴走事故、あのときの飯塚幸三氏の行動は許せない。上級国民なら逮捕されないのかと思ったくらいだ。それに逮捕されるまで遺族に対して謝罪はなかった。トイレで転倒して額にアザ?その痛みより遺族が受けた痛みの方がはるかに大きいと知れ。

    続きはこちら

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

    https://news.yahoo.co.jp/articles/e473b2d3dd15bb16ff5c3276ffd4990a522416f5
    「死者に侮辱罪は適用されない」それでも池袋暴走死傷事故遺族が報道陣に伝えたかったこと
    2022/11/18(金) 16:15配信 NEWSポストセブン

    <金や反響目当てで、飯塚昭三先生と闘ってるようにしか見えませんでしたね。そんな父親、天国の松永莉子ちゃん(3歳)と松永真菜さん(31歳)が喜ぶとでも??男は新しい女作ってやり直せばいいこと お荷モツの子どもも居なくなったから乗り換えも楽でしょうに哄笑>

    「あの文面を送っておいて、松永に言ったわけではないっていうのは、さすがに無理があるなと感じます」「ありえない主張で残念です。自分と向きあっていない」と話すのは、池袋暴走死傷事故・遺族の松永拓也さん。


     松永さんのツイッターに上記の文章などを投稿した侮辱罪と、後述の偽計業務妨害容疑で起訴された由利潤一被告(23)は、11月16日に東京地裁で行われた初公判で、無罪を争う姿勢を示した。そして、 

    ・松永氏を侮辱する意図はなかった。

    ・投稿は松永氏に対するものではない。「大阪で女性と子供が亡くなる交通事故があり、松永さんに知ってほしかった」。

    ・「松永莉子ちゃん」「松永真菜さん」の名前は誤入力でたまたまそうなった。

    ・「飯塚」という名前についても、実在の著名人の名前で、池袋暴走事故の加害者について言っているわけではない。


     といった、「侮辱の意図はなかった」という「ありえない主張」をしている。

     由利被告は6月に侮辱罪で在宅起訴された。その2か月後には、「新宿か秋葉原でどーなるか覚えておけ」とツイッターに書き込み、秋葉原の歩行者天国を中止させるなど警視庁の業務を妨害した「偽計業務妨害」の疑いでも逮捕、追起訴されている。

     また検察側は、由利被告が、松永さんにはDMを送り謝罪する一方、自分の知人には「母子をお金に錬成した感じで逆にゴミって感じがするな」というメッセージを送っていた、とも指摘。

     このようにネット上で誹謗中傷を繰り返す人の心理を「依存症ともいえる状態になっていると考えられます」と分析するのは、『言語化の魔力』の著書もある精神科医の樺沢紫苑さん。樺沢さんのSNSには80万人以上のフォロワーがおり、ユーザーの心理にも詳しい。

    「悪口を書き込んで、『スッキリした』と“快感”を感じる人は、さらに“快感”を求めて、悪口を繰り返します。このような“快感”を感じる時には、ドーパミンという脳内物質が分泌しているのです。

     脳はさらにドーパミンを求めて、事実無根なことまで書き込むようになったり、行動がエスカレートし、歯止めが効かなくなっていきます。これは、アルコール依存症、薬物依存症と同じような、依存症といえるかもしれません」(樺沢さん)

     顔が見えず人物像が特定されないネット上ではさらにそれがエスカレートし、感情のコントロールができなくなっていく・・・。


     交通事故やこういった誹謗中傷という現代社会の問題に声を上げていきたい、と松永さん。初公判後、報道陣を前にこう語った。

    「自分のことを『金や反響や目当て』と書かれたのはもちろん傷つきましたが、そこから先の部分、真菜と莉子のことを言われたのが本当につらかったです。


     亡くなった人には確かに人権はなくなってしまう。奪われた命ですが、真菜と莉子には人権はない。だから侮辱罪にも当たらない。だけどほんとうにそれでいいのか? という問題提起にもつながると私自身は思っています。彼の投稿トータルで私は心から傷ついたので。できればそこまで報道していただきたい」

     松永さんは、元々は人と争うのは嫌いだし、自分が前に出ていくタイプではなかった。気丈に話しているけれど、問いかけては悩み苦しんでいた、と明かすのは、松永さんが副代表理事を務める『一般社団法人関東交通犯罪遺族の会(あいの会)』の代表理事・小沢樹里さん。

    「社会に伝えようとすると、どうしても強いところしか見えないけれど、松永も寝られない日が続き、警察に行って話をした日も『すごく疲れた』と電話連絡がありました。交通事故でつらい思いをしたうえに、刑事事件が終わっても続く二次被害をなんとかなくしていきたいです」(小沢さん)

     自分が経験して苦しんでいることを伝え、社会へ還元していきたい。それが妻と愛娘の命を無駄にしないことにつながるから、と松永さんの信念は揺るがない。これから続くこの民事裁判では、今後、被害者として法廷に立ち、意見陳述を行う。

    誹謗中傷問題をめぐる動き

    2019年4月19日 池袋で10人が重軽傷を負う自動車事故が発生。松永拓也さんの妻・真菜さん(当時31才)と長女・莉子さん(当時3才)が犠牲となる。

    2020年5月23日 SNS上で誹謗中傷を受けていたプロレスラーの木村花さんが22才で自ら命を絶つ。

    2021年4月28日 インターネット上の誹謗中傷を行った人物を速やかに特定できるよう発信者情報開示について新たな裁判手続きを作る「改正プロバイダ責任制限法」が成立・公布。

    2022年3月11日 松永さんのツイッターに「金や反響目当てで、闘ってるようにしか見えませんでしたね。そんな父親、天国の松永莉子ちゃん(3歳)と松永真菜さん(31歳)が喜ぶとでも?? 男は新しい女作ってやり直せばいいこと」といった投稿がされる。


    4月28日 愛知県在住・22才男性を警視庁が侮辱容疑で書類送検。男は松永さんのツイッターへの投稿を認め「悪いことをした。反省している」と話す。

    6月13日 侮辱罪を厳罰化する改正刑法が成立。


    6月15日 22才男性が、ツイッターで松永さんを中傷した、と侮辱罪で在宅起訴される。

    7月7日 侮辱罪の法定刑を引き上げる改正刑法が施行。インターネットの誹謗中傷等に適用され、「1年以下の懲役若しくは禁錮若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料」に引き上げられる(施行の前に行われた行為には改正前の法定刑が適用)。

    8月8日 同じ男性がツイッターに「警察の無力さの報復のために8月14日新宿か秋葉原でどーなるか覚えておけ」「山上さんの動機がよくわかる。アキバは花火大会がないので花火も大量に持って行きます」など、2008年に東京・秋葉原で起こった無差別殺傷事件を想起させるような投稿を行う。

    8月13日 秋葉原の歩行者天国を一時中止させるなど警視庁の業務を妨害した「偽計業務妨害」の疑いで、同男性が逮捕される。

    2022年10月1日「改正プロバイダ責任制限法」施行。

    11月16日 東京地方裁判所で初公判。被告側は「偽計業務妨害」については起訴された内容を認めるものの、松永さんを侮辱する意図はなかったと無罪を主張。


    ブログ管理人より

     最初から暴走してひき殺した飯塚昭三氏を逮捕しなかったか、そこが一番の問題だろう。上級国民であろうと人を殺したことには変わらない。一般人がひき殺したときには普通に逮捕されるのに、司法がおかしい理由の1つでもある。

     遺族の松永氏を侮辱した由利潤一被告ですが、言っていることが言い訳にしか思えない。頭のネジが1、2本外れているんではないだろうか。人の不幸を弄んでいるようで許せない気持ちになった。

    続きはこちら

    このページのトップヘ