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    カテゴリ:経済 > ベーシックインカム

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    (出典 日本共産党大阪府委員会)





    “"ベーシックインカム導入案は否決に傾くか 世論調査結果 - SWI swissinfo.ch"”. 2016年5月3日閲覧。 ^ “"生活保障の再生とアクティベーション"”. 宮本太郎(北海道大学). 2011年4月15日閲覧。 ^ 「なぜ今ベーシックインカムなのか 第2回:「ベーシックインカム
    125キロバイト (14,085 語) - 2023年7月10日 (月) 21:45


    ブログ管理人より

     ツイッター界隈ではベーシックインカム(以後、BI)がトレンド入りするくらいなので認知度は高くなっているが、竹中平蔵氏が説明するBIがBIの本質だと勘違いしている人が散見される。BIは大きく分けて2種類(厳密にはもっと細かな分類があるらしいが)ある。

     竹中平蔵氏のBIは緊縮財政の考え方がベースにある。その一方で、れいわ新選組が説明するような積極財政の考え方がベースであれば、現行の社会保障制度を維持させた上で、そのときの経済状況を見て出せる金額を調整して支給する形となる。10万円出せる場合もあれば、3万円程度しか出せない場合もあるってことだ。

     なんでもかんでもBIと一括りで考えるのは要注意なので、きちんと理解する必要がある。

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    https://mainichi.jp/articles/20201003/k00/00m/020/266000c
    “月7万円支給で年金も生活保護も不要” 竹中平蔵氏のベーシックインカム論は正しいか
    2020/10/4 12:00 毎日新聞

     
    月7万円を支給する代わりに年金も生活保護も必要なくなる――。元経済財政担当相でパソナグループ会長の竹中平蔵氏(69)がBSの報道番組でこんな「ベーシックインカム」を披露した。ベーシックインカムは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う格差拡大の処方箋になるのではと世界的に注目される政策ではある。だが、竹中氏の持論にはSNS上で「福祉の切り捨てが狙いでは?」「本来のベーシックインカムではないのでは?」との疑義が持ち上がっている。そもそもベーシックインカムとは何なのか。その学術的な定義を定める国際NGO「ベーシックインカム地球ネットワーク(BIEN)」の理事でもある同志社大経済学部の山森亮教授(社会政策)は竹中氏の主張をどう見ているのか。【塩田彩/統合デジタル取材センター】

    1章 竹中氏のコメントが批判された理由

     山森教授のインタビューに入る前に、竹中氏の主張とSNS上の批判をおさらいしたい。

     竹中氏は9月23日夜のBSーTBS番組「報道1930」に出演し、国民全員に毎月7万円を支給したうえで、マイナンバーと銀行口座をひも付けて所得を把握し、一定以上の高所得者には給付後に返納させる「所得制限付きのベーシックインカム」に言及した。その際、司会から、
    支給を前提に年金や生活保護などは必要なくなるのかと問われ、「すべてとは言わないが基本的にはそうだ」とコメント。「究極のセーフティーネット」としてベーシックインカムの必要性を説いた。

     実は、竹中氏がベーシックインカムに言及したのはこれが最初ではない。週刊誌「エコノミスト」(毎日新聞出版)6月2日号と7月21日号のインタビューで持論を詳しく説明している。

     6月2日号で、以下のように支給額を5万円とし、所得制限にも言及している。「例えば、月に5万円を国民全員に差し上げたらどうか。その代わりマイナンバー取得を義務付け、所得が一定以上の人には後で返してもらう。これはベーシックインカムといえる。
    実現すれば、生活保護や年金給付が必要なくなる

     7月21日号では、以下のように財源に言及した。「基になるのはミルトン・フリードマンの『負の所得税』の考え方だ。一定の所得がある人は税金を払い、それ以下の場合は現金を支給する。また、BI(ベーシックインカム)を導入することで、生活保護が不要となり、年金も要らなくなる。それらを財源にすることで、大きな財政負担なしに制度を作れる」

     経済誌の学術インタビューではあるが、それにしても「
    毎月7万円で暮らせるのか?」と思ってしまう。案の定、SNS上で大きな反響が起きた。

     ツイッターでは<
    #竹中平蔵は月7万円で暮らしてみろ>というハッシュタグ(検索目印)がトレンド入り。<月7万円やるから、生活保護をなくせ?! 冗談じゃない。住宅補助もないし、病人が病院にも通えなくなる。病人は死ね、ということになる>などと激しい批判が渦巻いた。

     批判で特に多かったのは<
    竹中氏の提案はベーシックインカムではない>という疑義だった。竹中氏が言うベーシックインカムは、弱者救済・格差是正を目指すベーシックインカムの理念とは正反対だという指摘である。

     
    竹中氏は人材サービス大手パソナグループの会長や東洋大教授を務める。民間人である竹中氏の提案にここまで反発が広がったのは「自助・共助・公助」を基本方針に掲げる菅義偉新内閣の発足と軌を一にしたものと受け止められたからだろう。

     菅首相は就任2日後の9月18日に竹中氏と面会している。菅首相は小泉政権下で副総務相をしていた時に総務相だった竹中氏と一緒に仕事をし、その後もたびたび意見交換をしてきた。フリードマン流の新自由主義に傾斜する竹中氏の発言力が菅政権下で強まるのではないかとの見方もある。

     (略)


    ブログ管理人より

     れいわ街宣を視聴している人ならまたこの話題かと溜め息をつくことだろう。ベーシックインカムで注意が必要なのは現在の社会保障制度を維持するかどうかだ。竹中平蔵が推奨する考え方は要注意だということだ。騙されるなよ!

     2020年の毎日新聞の記事だが、ベーシックインカムを知るにはちょうどいい記事だろう。せめて、れいわ新選組が説明しているような積極財政の考え方のベーシックインカムを実現したいものだ。

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    https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230713-OYT1T50032/
    日本維新の会、重点政策見直しへ…「ベーシックインカム」の段階的導入を明記する考え
    2023/07/13 10:05 読売新聞オンライン

     
    日本維新の会は、次期衆院選に向け、重点政策「日本大改革プラン」を見直す方針を固めた。国民に一定の現金を支給する「ベーシックインカム」(最低生活保障)は「段階的に導入」と明記する方向だ。具体的な導入方法や財源論に関する記述を前回よりも増やす予定で、「責任政党」としての存在をアピールする狙いがある。

    維新の衆院選擁立が急ピッチ、「立憲民主超え」狙う…立民は離党や辞退相次ぐ

    次期衆院選向け

     藤田幹事長は12日の記者会見で、今後の公約作りに関して、「政権構想として政策パッケージを煮詰めていきたい」と強調した。今秋までの取りまとめを目指す予定だ。

     同プランは選挙公約の土台となるもので、最新版は2021年9月にまとめられた。税制改革、社会保障改革、成長戦略の3本柱で構成され、ベーシックインカムの導入が目玉だ。1人あたり月6万~10万円を給付することで、経済成長と格差是正の両立を目指すとしている。
    焦点は年間100兆円と試算される財源の確保だった。

     新たなプランでは、ベーシックインカムについて、実現可能な計画とすることを意識し、段階的な導入策を示す考えだ。当初は低所得者や非年金受給者だけに対象を絞る案のほか、支給額を1万円、3万円、7万円とする三つの案を検討し、必要な予算額と財源も盛り込む見通しだ。
    財源捻出策として、デジタル化の推進を掲げる方向で調整する。

     維新は、次期衆院選での野党第1党奪取が目標で、実現可能な政策を打ち出すことで、将来的な政権担当能力を示す狙いがある。財源論で迷走し、「バラマキ」と批判された民主党政権を反面教師としている面もある。維新幹部は「4月の統一地方選での躍進もあり、有権者に納得してもらえる実現可能な政策を提示したい」と強調する。


    ブログ管理人より

     れいわ新選組のように、財源の説明を詳しく説明できないので、頓挫するのは目に見えている。せめて国債発行くらい言えないとダメだ。「財源捻出策として、デジタル化の推進を掲げる」って何や?

     ベーシックインカムといっても、大きく分けて緊縮財政向けと積極財政向けがあるので、維新が説明しているのは前者の方だ。国民はきちんと内容を把握した上で支持しないと後悔することになるぞ。

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    (出典 TikTok)



    ブログ管理人より

     竹中平蔵氏が提唱するような、生活保護と年金を廃止にしてしまえば、セーフティネットは刑務所ってことになるだろう。完全に狂ってる。竹中平蔵氏は中抜きで稼ぎまくっているので、生活困窮者を思いやる配慮もないのだろうな。

     ベーシックインカムといっても、竹中平蔵が言う緊縮向けではダメだ。積極財政の考え方で現在の社会保障の恩恵を維持しつつ、実体経済を見ながら現金給付する形のベーシックインカムが理想だろう。

     日本はコロナ禍になる前にデフレ25年の不況があったので、国債発行(通貨発行)して景気回復するまでやるべきだ。その程度で財政破綻などしない。

     社会保障をなくして、月7万円でよろしくっていう内容だよ?重い病気になっても月7万で何とかしないといけないってことなのに、喜んで賛成している人って本当に分かっている?巧妙な手口で騙されていることに気付こうよ。

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    成田 悠輔(なりた ゆうすけ、1985年 - )は、日本の経済学者、起業家。イェール大学アシスタント・プロフェッサー、一橋大学特任准教授、東京大学招聘研究員、半熟仮想株式会社代表取締役。専門はデータ・アルゴリズム・数学・ポエムを使ったビジネスと、公共政策の創造とデザイン。…
    35キロバイト (4,560 語) - 2023年2月16日 (木) 04:48


    https://news.yahoo.co.jp/byline/naritayusuke/20201115-00208041
    ベーシックインカムは人類を救わない
    2020/11/15(日) 21:07 成田 悠輔

    万人に無条件で一定の所得を政府が保証するベーシックインカム(BI)に熱い視線が注がれている。

    生活保護、失業保険など無数の保障がスパゲッティー状に絡み合った現在の制度を一元化するBIは、社会保障の究極的な簡略化・効率化・全面化だ。

    BIにもっとどでかい夢を託す人も多い。「稼ぐためだけに生活を切り売りする労働」から人類が解放されるという夢だ。

    奴隷解放後も現在までつづく「自発的な強制労働」から解放された人類は、したいこと・すべきことに全生活を捧げられるようになる。そんな筋書を、BIを後押しする資産家はしばしば語る。

    「やかましい弱者どもに恨まれると面倒だ、口に札束を突っ込んで黙らせておけ」

    とでも言いたげに。

    しかし、その夢は夢でしかないと私は考える。なぜか?

    (略)


    ブログ管理人より

     ベーシックインカム(以後、BI)は緊縮財政向けと積極財政向けの大きく分けて2種類あるとされているが、積極財政向けのBIでは「救われない」人はいないだろう。使えるお金が増えるわけだから。

     2020年11月の成田悠輔氏の記事だが、この頃から考え方はブレてなかった。悪い意味で。記事を読んだところ、彼が言うBIは竹中平蔵氏が説明している緊縮財政向けのBIに相当しているのは間違いない。これでは彼の言うとおり、「人類を救わない」は一理あると思う。

     国民が望むBIはれいわ新選組が説明している内容だ。YouTubeにも動画が公開されているので、是非違いを確認してほしい。

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