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小食は禁煙に匹敵する効果…老化を遅らせる証拠見つけた
2023/4/2(日) 7:49配信 ハンギョレ新聞

老化の指標である「DNAメチル化」の進行を抑制 カロリー摂取を2年間25%減らしたら 老化速度が2%鈍化…禁煙に匹敵する効果 動物ではなく人間を対象にした実験書の初めて確認

 少なく食べること、すなわち
小食が健康な成人の老化を遅らせるという生物学的証拠が発見された。

 
米国コロンビア大学コロンビア老化センターの研究陣は、長期間にわたる食事実験を通じて、カロリーを制限した食事が老化指標の一つであるDNAメチル化を抑制するということを明らかにし、国際学術誌「ネイチャー・エイジング」に発表した。

 これによると、2年間カロリー摂取を25%減らした食事を取り続けた結果、
老化のスピードが2~3%遅くなった。研究陣は「老化を2%鈍化させるのは死亡のリスクを15%減らすことに該当するもので、これは禁煙に匹敵する効果」だと説明した。

 
小食が老化を遅らせ、健康寿命を延ばすという研究は以前にもいくつか発表されたが、動物実験ではなく人間を対象にこれを確認したのは今回が初めてだと研究陣は明らかにした。筆頭著者のダニエル・ベルスキー教授は「ミミズ、ネズミ、ハエでは、カロリー制限が老化の生物学的過程を遅らせ、健康寿命を延ばす効果があった」としたうえで、「今回の研究の目標は人間を対象にこれを確認することだった」と話した。

 今回の研究は、「
カロリー制限が健康寿命を延ばす」という仮説を検証するために米国立衛生研究所(NIH)が進める「カロリー摂取減少の長期的な効果に関する総合評価」(CALERIE)の第2段階だ。

 
(略)


ブログ管理人より

 腹八分という言葉があるが、この程度の食事が理想なのかもな。皮肉にも緊縮財政が原因で満足に食事ができず、結果的に老化を遅らせ長生きさせてしまい高齢化問題がさらに深刻化しそうな悪い予感すらする。

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