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「平時と明らかに相違」酒酔い診察疑い入管医師 「内部文書」で指摘
2023/6/6(火) 20:53配信 毎日新聞

 
大阪出入国在留管理局で勤務する女性医師が酒に酔って診察した疑いがある問題で、共産党仁比聡平参院議員は6日、入管の「内部文書」を入手したと発表した。文書には医師から呼気1リットルあたり0・36ミリグラムのアルコールを検出したなどと記されていた。【白川徹、金志尚】

 文書のタイトルは「当局診療室常勤医師の呼気アルコール検査結果等について」(報告)。仁比氏は大阪入管の処遇部門が診療室長に宛てに作成した文書を、入管の関係者から入手したとしている。大阪入管は文書の存在も含めて、「調査中で何も話せない」としている。

 文書によると、1月20日の勤務時に様子がおかしかった医師に対し、診療室長がアルコール検査を受けるよう指示。結果は1回目が呼気1リットルあたり0・24ミリグラム、2回目が同0・22ミリグラム、3回目が同0・36ミリグラムだったとした。

 いずれも酒気帯び運転の基準である同0・15ミリグラムを超えていた。


 
医師の様子については「常に笑みを浮かべ極めて陽気に振る舞うなど、落ち着きや冷静さを欠いており、(中略)平時とは明らかに異なる状態であった」などと指摘。中国人収容者への診察を行った際に「まぶたが重い表情で、猫なで声で告知し、平時の様子とは相違していた」と記されていた。

 女性医師は常勤医で、現在は診察業務から外れているという。

 名古屋入管で2年前にスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が亡くなったことを受け、
政府は入管施設の医療体制を強化したとしている。仁比氏は「説明は虚偽だったことになる」と批判した。


ブログ管理人より

 内部文書を入手した日本共産党の仁比聡平議員には感謝しかない。入管内部で酒酔い診察の疑いがある問題を隠蔽させたのは大問題だ。公正な審議が行われるように議会や市民が注視していくべきでは?

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