https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f9f414b75d41007197cff31451f9924c12e2f2
G7で最も貧乏にした「日本病」…間もなく“ある国”にも逆転される悲惨な未来とは
2023/6/5(月) 6:30配信 ビジネス+IT
G7で最も貧しい国となってしまった日本。しばしば「日本病」とも言われるが、その日本病から脱却するには「なぜ日本病に陥ったか」の原因を明らかにすることが必要だ。間違った政策を続ければ、近い将来、G7諸国以外の“ある国々”にも豊かさで逆転されることになるだろう。
G7で最も貧しい国にした「日本病」
前回の連載記事で述べたとおり、2000年のG7サミットでは、日本は1人当たりGDPがG7で最も豊かな国であった。しかし2023年のサミットでは、最も貧しい国になってしまった。この20年強の間に、世界経済での日本の位置は大きく低下した。
経済の不調はすべての国が同じように経験しているわけではない。日本が問題を抱えているのだ。しばしば「日本病」と言われるが、これは決して間違った表現とは言えない。
日本経済を考える際に最も重要なことは、なぜこうなってしまったのかを明らかにすることだ。それを解明して政策に反映させることが、将来を考える上で最も重要なことだ。
日本病の最大原因
日本病の大きな原因として考えられるのは、少子高齢化の結果、労働力が不足したことだ。そうであれば、それに対処するための適切な政策がとられたかどうかを検証する必要がある。
第一に、多くの先進国が積極的に外国人労働力を取り入れているのに対して、日本は不十分な政策しかとらなかった。また、女性や高齢者の就業に対して適切な措置がとられたかどうかも問題だ。
このような検証と政策の転換は、十分に行われているとは言えない。実際に行われたのは、日本銀行による金融緩和政策であった。そして、物価を引き上げることが政策目標とされた。
高齢化が日本病の原因であるとすれば、金融政策の効果はまったくないはずだ。それにもかかわらず、なぜ金融緩和が行われたのかを問うべきだ。
(略)
執筆:野口 悠紀雄
G7で最も貧乏にした「日本病」…間もなく“ある国”にも逆転される悲惨な未来とは
2023/6/5(月) 6:30配信 ビジネス+IT
G7で最も貧しい国となってしまった日本。しばしば「日本病」とも言われるが、その日本病から脱却するには「なぜ日本病に陥ったか」の原因を明らかにすることが必要だ。間違った政策を続ければ、近い将来、G7諸国以外の“ある国々”にも豊かさで逆転されることになるだろう。
G7で最も貧しい国にした「日本病」
前回の連載記事で述べたとおり、2000年のG7サミットでは、日本は1人当たりGDPがG7で最も豊かな国であった。しかし2023年のサミットでは、最も貧しい国になってしまった。この20年強の間に、世界経済での日本の位置は大きく低下した。
経済の不調はすべての国が同じように経験しているわけではない。日本が問題を抱えているのだ。しばしば「日本病」と言われるが、これは決して間違った表現とは言えない。
日本経済を考える際に最も重要なことは、なぜこうなってしまったのかを明らかにすることだ。それを解明して政策に反映させることが、将来を考える上で最も重要なことだ。
日本病の最大原因
日本病の大きな原因として考えられるのは、少子高齢化の結果、労働力が不足したことだ。そうであれば、それに対処するための適切な政策がとられたかどうかを検証する必要がある。
第一に、多くの先進国が積極的に外国人労働力を取り入れているのに対して、日本は不十分な政策しかとらなかった。また、女性や高齢者の就業に対して適切な措置がとられたかどうかも問題だ。
このような検証と政策の転換は、十分に行われているとは言えない。実際に行われたのは、日本銀行による金融緩和政策であった。そして、物価を引き上げることが政策目標とされた。
高齢化が日本病の原因であるとすれば、金融政策の効果はまったくないはずだ。それにもかかわらず、なぜ金融緩和が行われたのかを問うべきだ。
(略)
執筆:野口 悠紀雄
ブログ管理人より
また野口悠紀雄氏の記事だ。ただ説明が長いだけで、緊縮財政という言葉すら出てこない。どう見ても人口減よりも25年にわたる政府による緊縮財政が貧困の直接的な原因。それと政治に無関心な有権者も。少しはれいわの街宣動画を視聴して日本の実態を知ってほしい。
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