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https://news.yahoo.co.jp/articles/f0490849d6e78630873e02ed2782591ab7d74cda
これもひとつの教育劣化か…「非常勤講師の雇い止めは大問題」国立の雄・大阪大学を訴えた4人の非常勤講師の悲痛な叫び
2023/4/3(月) 9:02配信 現代ビジネス
「大阪大学が、勤務する約1000人の非常勤講師を10年で雇い止めにするという今回の事態は、研究と教育の府である大学が、組織的、系統的、しかも大がかりに基本的人権を蹂躙するものです。何よりも人間の尊厳の問題と考えています」
大阪地方裁判所で3月16日、大阪大学の非常勤講師4人が「無期雇用の地位確認」を求める裁判の第1回口頭弁論が開かれた。冒頭の発言は原告の1人である女性が、意見陳述で述べた内容だ。
簡単に背景を説明しよう。
2013年に施行された「改正労働契約法」によって、一般的に、5年以上同一の職場に勤務する非正規労働者は、無期雇用転換権(原則的には同じ職場で働き続けることができる権利)が得られることになっている。非常勤講師の無期雇用についても同様で、5年以上働いた非常勤講師の「無期雇用転換権」は多くの大学が認めているところだ。しかし、労働契約法の趣旨を無視して、現在も無期雇用を認めてない大学も存在する。
その一つが大阪大学だ。大阪大学はこの3月末に、少なくとも70人以上の非常勤講師を雇い止めする方針と見られている。しかも、大量の雇い止めは毎年続く見通しだ。
そこで、同大学の非常勤講師4人が大阪大学を訴えたわけだが、問題点は、大阪大学が無期転換を認めてこなかった経緯にある。大阪大学が非常勤講師にどのような対応をしてきたのか、裁判と資料をもとに見ていきたい。
(略)
これもひとつの教育劣化か…「非常勤講師の雇い止めは大問題」国立の雄・大阪大学を訴えた4人の非常勤講師の悲痛な叫び
2023/4/3(月) 9:02配信 現代ビジネス
「大阪大学が、勤務する約1000人の非常勤講師を10年で雇い止めにするという今回の事態は、研究と教育の府である大学が、組織的、系統的、しかも大がかりに基本的人権を蹂躙するものです。何よりも人間の尊厳の問題と考えています」
大阪地方裁判所で3月16日、大阪大学の非常勤講師4人が「無期雇用の地位確認」を求める裁判の第1回口頭弁論が開かれた。冒頭の発言は原告の1人である女性が、意見陳述で述べた内容だ。
簡単に背景を説明しよう。
2013年に施行された「改正労働契約法」によって、一般的に、5年以上同一の職場に勤務する非正規労働者は、無期雇用転換権(原則的には同じ職場で働き続けることができる権利)が得られることになっている。非常勤講師の無期雇用についても同様で、5年以上働いた非常勤講師の「無期雇用転換権」は多くの大学が認めているところだ。しかし、労働契約法の趣旨を無視して、現在も無期雇用を認めてない大学も存在する。
その一つが大阪大学だ。大阪大学はこの3月末に、少なくとも70人以上の非常勤講師を雇い止めする方針と見られている。しかも、大量の雇い止めは毎年続く見通しだ。
そこで、同大学の非常勤講師4人が大阪大学を訴えたわけだが、問題点は、大阪大学が無期転換を認めてこなかった経緯にある。大阪大学が非常勤講師にどのような対応をしてきたのか、裁判と資料をもとに見ていきたい。
(略)
ブログ管理人より
日本は先進国グループで見ても高等教育にお金をかけない最下位(最新データでは下から2番目)に位置している。大阪大学が悪いというより、文科省や国に抗議するのが筋だろうと思うぞ。全ては自民党による緊縮財政が元凶なのだ。政治に無関心だと全く何のことか分からないだろう。
日本は先進国グループで見ても高等教育にお金をかけない最下位(最新データでは下から2番目)に位置している。大阪大学が悪いというより、文科省や国に抗議するのが筋だろうと思うぞ。全ては自民党による緊縮財政が元凶なのだ。政治に無関心だと全く何のことか分からないだろう。
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